左脇のチクチク・ズキズキは「ストレス」のサイン?自律神経を整える5分間ストレッチ
「心臓に近い左側の脇の下が、ときどきチクチク痛む」
「病院に行くほどではないけれど、ズキズキとした違和感が続いて不安……」
検査をしても異常がないのに、なぜか繰り返す左脇の痛み。実はその正体、あなたの心と体が発している「ストレス」のサインかもしれません。
特に女性は、家事や仕事、ホルモンバランスの変化など、日常的に自律神経が乱れやすい環境にあります。左脇の痛みは、ただの疲れではなく「そろそろ休んで」という心からのメッセージの可能性があるのです。
この記事では、ストレスがなぜ左脇の痛みを引き起こすのか、そのメカニズムと、自宅でたった5分でできる自律神経ケアストレッチを詳しく解説します。
1. なぜストレスで「左脇の下」が痛むのか?
心臓に近い「左側」に痛みを感じると、ドキッとしてしまいますよね。しかし、その多くは内臓の病気ではなく、ストレスによる神経や筋肉の反応です。
肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)とメンタル
ストレスが溜まると、無意識のうちに体に力が入り、呼吸が浅くなります。すると、肋骨に沿って走っている「肋間神経」が周囲の筋肉に圧迫され、チクチク、ズキズキとした鋭い痛みが生じることがあります。
特に左側に症状が出やすいのは、心臓への不安が心理的ストレスとなり、左半身の緊張をより強めてしまうためとも言われています。
自律神経の乱れと「血流障害」
自律神経は、血管の収縮や拡張をコントロールしています。過度なストレスで交感神経が優位になりすぎると、末梢の血流が悪くなり、リンパ節が密集する脇の下に違和感や「どんよりとした痛み」を感じやすくなるのです。
「心因性」の反応
医学的な異常が見つからない場合、脳がストレスを「痛み」として誤変換してしまうことがあります。これは、真面目で責任感の強い女性に多く見られる症状の一つです。
2. その痛み、ストレス度チェック
あなたの脇の痛みがストレスによるものかどうか、今の状態を振り返ってみましょう。
痛みが出るのは、仕事中や忙しいときが多い
夜、なかなか寝付けない、または眠りが浅い
手足が冷えやすく、肩こりや頭痛もひどい
深呼吸をしようとすると、胸が詰まった感じがする
休日やリラックスしているときは痛みが和らぐ
複数当てはまる場合は、自律神経のバランスが崩れ、体が悲鳴を上げているサインかもしれません。
3. 自律神経を整える「5分間」脇の下ストレッチ
ストレスによる痛みを解消するには、固まった胸周りの筋肉をほぐし、深い呼吸を取り戻すことが一番の近道です。寝る前や仕事の合間にできる、簡単なストレッチをご紹介します。
① 脇の下の「リンパ流し」
左腕を軽く上げ、右手の親指以外の4本の指を左脇のくぼみに差し込みます。
親指と4本の指で脇の筋肉を優しく掴み、ゆっくりと円を描くように揉みほぐします(1分間)。
反対側も同様に行います。
② 肋骨を広げる「深呼吸ストレッチ」
背筋を伸ばして座り、両手を頭の後ろで組みます。
鼻から大きく息を吸いながら、肘を外側に大きく開きます。
口からゆっくり息を吐きながら、体全体を右側に倒し、左の脇腹から脇の下をじわーっと伸ばします。
その状態で3回深呼吸を繰り返し、ゆっくり戻します(左右各2分間)。
③ 肩甲骨回しで神経を解放
指先を肩に乗せ、肘で大きな円を描くようにゆっくり回します。
後ろに回すときは、左右の肩甲骨をギュッと寄せるのがポイントです。
4. 生活の中で取り入れたい「リラックス習慣」
ストレッチに加えて、以下の習慣を意識することで自律神経はさらに安定します。
「4・8呼吸法」を試す: 4秒で吸って、8秒かけてゆっくり吐き出す呼吸は、副交感神経を優位にし、筋肉の緊張を解きます。
首の後ろを温める: 太い血管が通る首の後ろを蒸しタオルなどで温めると、全身の血行が良くなり、脇の痛みも緩和されやすくなります。
デジタルデトックス: 寝る30分前はスマホを置き、脳を休ませてあげましょう。
5. 「心のケア」が最高の特効薬
左脇の痛みは、あなたが今まで頑張ってきた証拠でもあります。「痛いのはダメなこと」と思わず、「今は少し休む時間が必要なんだな」と自分の体を受け入れてあげてください。
もし、ストレッチを続けても痛みがひどくなる場合や、息苦しさを伴う場合は、内科や心療内科を受診してプロのカウンセリングを受けるのも一つの立派な解決策です。
6. まとめ:自分を労わる時間を大切に
左脇のチクチク・ズキズキとした痛み。その正体の多くは、日常の積み重なったストレスが形を変えて現れたものです。
まずは一日5分、自分の体と向き合う時間を作ってみてください。脇の下をほぐし、深い呼吸を繰り返すことで、心と体の緊張は少しずつ解けていきます。
あなたの体が軽くなれば、心も自然と前向きになれるはず。今日から、自分を一番に大切にするケアを始めてみませんか?
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