二の腕の脂肪とサヨナラ!リンパマッサージでたるみを撃退する極意


薄着の季節が近づくと気になるのが、二の腕の「振り袖肉」。食事制限や運動を頑張ってもなかなか落ちない二の腕の脂肪は、実はリンパの滞りが原因かもしれません。

リンパの流れが悪くなると、老廃物や余分な水分が溜まりやすくなり、二の腕がむくみ、結果的に脂肪が定着しやすくなります。

この記事では、二の腕の脂肪を効率良く落とすために必須のリンパマッサージに焦点を当て、その効果と、自宅で簡単にできる具体的なマッサージ手順を詳しく解説します。今日から実践して、スッキリと引き締まった二の腕を手に入れましょう。


1. なぜ二の腕の脂肪に「リンパマッサージ」が効くのか?

二の腕の脂肪は、皮下脂肪だけでなく、**むくみ(セルライト予備軍)**が大きく関わっています。リンパマッサージは、このむくみを解消し、脂肪が燃焼しやすい体質に導く効果があります。

1-1. リンパの滞りが脂肪をため込むメカニズム

リンパ管は、体中の老廃物や疲労物質、余分な水分を回収し、体外へ排出する下水道のような役割を担っています。

  1. 運動不足と姿勢: 特に、日常生活でほとんど使われない**二の腕の裏側(上腕三頭筋)や、猫背・巻き肩などの悪い姿勢は、リンパ節が多く集まるワキの下(腋窩リンパ節)**を圧迫し、リンパの流れを滞らせます。

  2. 老廃物の蓄積: リンパの流れが滞ると、排出されるべき老廃物や水分が二の腕に溜まり、これがむくみとなります。

  3. 脂肪細胞の巨大化: 溜まった老廃物は脂肪細胞と絡みつき、セルライトとなりやすい状態を作ります。血行も悪化するため、脂肪が燃焼されにくく、ますます二の腕が太くなってしまうのです。

1-2. マッサージで「排水口」を開く

リンパマッサージは、リンパ液の流れを促し、二の腕のむくみやたるみの根本原因にアプローチできます。マッサージで**「ワキの下」という排水口を開いてあげることで、溜まっていた老廃物が流れ出し、むくみが解消に向かいます。むくみが取れることで、次に脂肪燃焼のための運動効果**も高まりやすくなります。


2. 【実践編】二の腕のたるみを解消する簡単リンパマッサージ

リンパマッサージは、**「リンパ節を開く」→「二の腕を流す」→「リンパ節に戻す」**という順序で行うのが効果的です。お風呂上がりなど、体が温まっているときに行うのがおすすめです。

2-1. ステップ1:**「鎖骨」と「ワキの下」**のリンパ節を開く

まず、老廃物の出口(リンパ節)をほぐして、流れをスムーズにします。

  1. 鎖骨マッサージ: 人差し指から中指までの3本指を使い、鎖骨のくぼみを内側から外側に向かって優しくさするようにマッサージします(5~10回)。

  2. ワキの下のほぐし: 反対側の手を使い、ワキの下を指で揉みほぐします(特に中央のくぼんでいる部分)。少し痛みを感じるくらいの強さで、リンパ節を刺激します(約30秒)。

2-2. ステップ2:二の腕の老廃物をワキへ流す

いよいよ本題の二の腕です。力を入れすぎず、皮膚をさするような優しい圧で行いましょう。

  1. 内側の流し: 片手を上げてひじを曲げ、もう片方の手で二の腕の内側(上腕二頭筋側)を、ひじからワキの下に向かってゆっくりとさすり上げます(10回)。

  2. 外側・裏側の流し: 次に、二の腕の外側から裏側(上腕三頭筋側)にかけても、ひじからワキの下に向かって、ねじるように、または掴むように流し上げます(10回)。特にたるみが気になる裏側は、少し念入りに行いましょう。

2-3. ステップ3:仕上げとして再度ワキへ流し込む

最後に、流れてきた老廃物をワキのリンパ節に押し込みます。

  1. 全体を押し込む: ワキのくぼんでいる部分に指をセットし、鎖骨の下からワキのくぼみに向かって、手のひら全体で優しく押し込みます(5回)。

これを左右の腕で1セットとして、毎日続けることを習慣にしましょう。


3. リンパマッサージの効果を高めるための習慣

マッサージの効果を持続させ、さらに二の腕を細くするためには、日常の習慣も見直すことが大切です。

3-1. 水分補給を忘れずに

リンパ液の約90%は水分です。**十分な水分(水または白湯)**を摂ることで、リンパ液の流れがスムーズになり、老廃物の排出を助けます。特にマッサージの前後にコップ一杯の水を飲むと効果的です。

3-2. 軽度の運動で「上腕三頭筋」を意識

マッサージでむくみが解消されたら、次はたるみの原因である筋肉にアプローチします。

  • 簡単な筋トレ: ペットボトルを使ったフレンチプレスや、腕立て伏せを壁を使って行うウォールプッシュアップなど、**二の腕の裏側(上腕三頭筋)**を使う筋トレを数回で良いので取り入れましょう。

  • 姿勢の改善: 前回の記事でも解説したように、巻き肩や猫背を改善し、肩甲骨を意識して動かすだけでも、二の腕の筋肉が使われやすくなります。

リンパマッサージは即効性がありますが、効果を持続させるには継続が鍵です。お風呂でのリラックスタイムなどを利用して、日々の習慣にしてみてくださいね。

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