布団に入っても体が温まらないのはなぜ？原因とぐっすり眠るための対策
「寒い夜、やっと布団に入ったのに、いつまでたっても体が温まらない…」
そんな経験はありませんか？ 布団に入っていても手足が冷たいままだと、なかなか寝付けず、つらいですよね。
実は、布団に入っても体が温まらないのには、いくつかの原因があります。今回はその原因と、すぐに試せる効果的な対策をご紹介します。
1. なぜ布団に入っても体が温まらないの？
「冷え」は単なる体質の問題ではなく、体のメカニズムが関係しています。
①末端冷え性
冷え性の人は、手足の先（末端）の血行が悪くなっています。布団の温かさが末端まで届きにくく、なかなか温まりません。特に女性に多い悩みです。
②熱がうまく放散できない
私たちは眠りにつくとき、体の中心部の熱を手足から放散することで、体温を下げていきます。しかし、布団が温まりすぎていたり、厚着をしていたりすると、熱がうまく逃げず、かえって眠りの妨げになることもあります。
③布団自体が冷たい
冷え切った部屋で、冷たい布団にそのまま入っても、体温で温めるには時間がかかります。温まるまでに時間がかかると、眠りにつくまでに余計なストレスを感じてしまいます。
2. 今すぐできる！体を温めてぐっすり眠るための対策
布団に入っても体が温まらないという悩みを解決するために、今日から試せる簡単な対策をご紹介します。
①寝る前に体を温める
38～40℃のぬるめのお風呂にゆっくり浸かるのが効果的です。入浴で体の芯まで温まると、血行が良くなり、布団に入った後も温かさが持続しやすくなります。熱すぎるお湯は、かえって交感神経を刺激してしまい、寝つきが悪くなるので注意しましょう。
②足元を温めるアイテムを活用する
手足が特に冷える場合は、湯たんぽや電気あんかを布団に入れておきましょう。直接体に触れるように置くのではなく、足元に空間を作るように置くのがポイントです。足首を温めるレッグウォーマーや、履いたまま寝られる靴下もおすすめです。
③寝具を工夫する
冷たい布団に入るのを防ぐために、寝る前に布団を温めておくと良いでしょう。布団乾燥機や、電気毛布などを活用するのも効果的です。また、布団の素材も重要です。吸湿発熱素材や、保温性の高い素材の寝具を選んでみましょう。
3. まとめ｜「冷え」を解消して快適な睡眠を
布団に入っても体が温まらないのは、つらいもの。でも、ちょっとした工夫で解決できるかもしれません。
寝る前のお風呂で体の芯まで温める
湯たんぽなどで足元を温める
寝具の素材や温め方を工夫する
これらの対策を試して、冷え知らずの快適な睡眠を手に入れましょう。