結婚式の招待人数と費用はどのくらい?予算に合わせた招待客選びの完全ガイド!
結婚が決まって、「さあ、結婚式の準備を始めよう!」と思った時に、まず悩むのが「誰を何人呼ぶか」と「費用はいくらくらいかかるのか」という点ではないでしょうか。招待人数は、結婚式のスタイルや雰囲気、そして費用に大きく影響します。
今回は、結婚式の招待人数の平均や費用の相相場、予算に合わせた招待客選びのポイントまで、新郎新婦が知っておきたい情報を徹底解説します。二人にとって最高の結婚式を実現するための参考にしてくださいね!
結婚式の招待人数、全国平均は?
結婚式の招待人数は、近年多様化していますが、ゼクシィ結婚トレンド調査2023によると、全国平均は49.1人です。少し前のデータ(2018年)では65.5人という調査もあり、少人数婚を選択するカップルが増えている傾向が見られます。
人数別の割合:
「50~90人未満」が約半数を占めていますが、「30人未満」の少人数婚も10人に1人程度の割合で選ばれています。
一方で、「100人以上」の大人数婚を選ぶカップルも一定数います。
地域による違い:
北海道や青森、沖縄などでは、会費制の結婚式が多いため、招待人数が100人を超えることも珍しくありません。特に沖縄では、親戚や友人、近所の人まで呼ぶ習慣があり、500人規模の披露宴も!
逆に、関西や東海では、比較的少人数の傾向があります。
このように、招待人数は地域や結婚式のスタイルによって大きく異なります。
招待人数で変わる!結婚式の費用相場
結婚式の費用は、招待人数によって大きく変動します。ここでは、ゲスト人数別の平均費用と自己負担額の目安を見ていきましょう。
ゲスト人数 | 最終金額平均 | ご祝儀平均 | 自己負担額平均 |
〜9人 | 117.9万円 | 21万円 | 96.9万円 |
10〜19人 | 167.8万円 | 42万円 | 125.8万円 |
20〜29人 | 230.2万円 | 72万円 | 158.2万円 |
30〜39人 | 283.4万円 | 105万円 | 178.4万円 |
40〜49人 | 333.5万円 | 135万円 | 198.5万円 |
50〜59人 | 380.9万円 | 162万円 | 218.9万円 |
60〜69人 | 414.8万円 | 192万円 | 222.8万円 |
70〜79人 | 453.6万円 | 222万円 | 231.6万円 |
80〜89人 | 466.6万円 | 252万円 | 214.6万円 |
90〜99人 | 503.3万円 | 282万円 | 221.3万円 |
100人〜 | 514.2万円 | 345万円 | 169.2万 |
(引用元:ウエディングパーク「結婚式の平均費用・内訳を知ろう!」より)
この表からわかるように、人数が増えるほど総額は上がりますが、自己負担額はゲストが80人以上になるとむしろ減る傾向にあります。これは、人数が増えることでご祝儀の総額も増え、固定費(会場費や衣装代など)の負担が一人あたり軽くなるためです。
結婚式の費用を抑えたい場合:
少人数婚(10〜30人程度): 演出や衣装をシンプルにすることで、費用を抑えることが可能です。アットホームな雰囲気で、一人ひとりとゆっくり話せるのが魅力です。
大人数婚(80人以上): ご祝儀で費用を賄える割合が高くなるため、自己負担額が減る可能性があります。会場側も大人数の方が売上が見込めるため、交渉に応じてもらいやすい場合もあります。
予算に合わせた招待客選びのステップ
招待客を選ぶ際は、闇雲にリストアップするのではなく、予算や希望する結婚式のスタイルを考慮しながら進めるのがおすすめです。
ステップ1:結婚式の「スタイル」をイメージする
まず、どんな結婚式にしたいか、二人の希望を具体的に話し合いましょう。
親族のみの少人数婚(アットホームで食事を重視したい)
親しい友人中心のカジュアルなパーティ(自由な雰囲気で盛り上がりたい)
会社関係者や恩師も招いた盛大な披露宴(きちんと感も出しつつ華やかに)
スタイルによって、必要な会場の規模や準備期間、費用も変わってきます。
ステップ2:リストアップと優先順位付け
次に、呼びたい人を全員書き出してみましょう。この時点では人数を気にせず、思いつく限りの名前を書き出すのがポイントです。
カテゴリー分け: 「親族」「友人」「職場関係」「その他(恩師、習い事など)」のようにカテゴリーに分けてリストアップすると整理しやすくなります。
優先順位付け: リストアップしたゲストを「絶対に来てほしい人」「できれば来てほしい人」「二次会から呼びたい人」などに優先順位をつけます。
【マナー】 過去に相手の結婚式に呼ばれた場合は、基本的にはお招きするのがマナーです。
ステップ3:予算と照らし合わせて人数を調整する
リストアップと優先順位付けができたら、ステップ1でイメージした結婚式スタイルと、予算を照らし合わせて人数を調整します。
ご祝儀の目安: 一般的に、ご祝儀は友人なら3万円、上司なら3万〜5万円、親族なら5万〜10万円以上が目安とされています。これを参考に、ご祝儀で賄える範囲をざっくりと計算してみましょう。
固定費と変動費: 会場費や衣装代、装飾代などは人数が増えても大きく変わらない固定費、料理・飲み物代や引出物代は人数に比例して増える変動費です。このバランスを考えて、どこを調整するか検討します。
会場のキャパシティ: 検討している会場の収容人数も確認しましょう。希望人数が収まるか、窮屈にならないかも重要なポイントです。
ステップ4:両家のバランスを考慮する
新郎側と新婦側のゲスト人数のバランスも、配慮しておきたい点です。
人数差: 多少の人数差は問題ありませんが、極端に差がある場合は、事前に両家で話し合って理解を得ておくことが大切です。
席次: 人数差がある場合でも、席次を工夫することで目立たなくすることも可能です。
まとめ:二人らしい最高の結婚式のために
結婚式の招待人数と費用は、新郎新婦の希望する結婚式のスタイルや予算によって様々です。大切なのは、二人にとってどんな結婚式が理想なのかをしっかりと話し合い、その上で具体的な計画を立てることです。
平均人数や費用相場はあくまで目安。これらの情報を参考にしながら、二人の「おもてなしの心」が伝わる、最高の結婚式を実現してくださいね。