日本から一番遠い国は?地球の裏側への旅、何時間かかる?
日本から一番遠い国はどこだろう?そう考えると、地球の裏側にある国を想像しますよね。地理的に見て、日本から最も遠い場所に位置するのは、ブラジル連邦共和国です。特に、ブラジルの首都であるブラジリアや、南部の都市が日本から見るとほぼ真裏に当たります。
では、実際に日本からブラジルまで行くには、どれくらいの時間がかかるのでしょうか?
日本からブラジルへの所要時間と距離
日本(東京)からブラジル(サンパウロ)までの直線距離は、およそ18,000kmにもなります。これは地球のほぼ半周に匹敵する距離です。
このとてつもない距離を飛行機で移動する場合、残念ながら日本とブラジルを結ぶ直行便は現在運航されていません。そのため、必ずどこかの都市を経由する必要があります。
一般的な乗り継ぎルートと所要時間は以下のようになります。
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北米(アメリカやカナダ)経由:
ロサンゼルス、ダラス、ヒューストン、トロントなどを経由するルートです。
- 所要時間: 乗り継ぎ時間も含めると、約24時間〜30時間以上かかるのが一般的です。フライト時間自体も長いため、体力が必要な長旅になります。
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ヨーロッパ経由:
パリ、フランクフルト、アムステルダムなどを経由するルートです。
- 所要時間: こちらも乗り継ぎを含めると、約25時間〜35時間以上かかることがあります。北米経由と同様に、非常に長いフライトとなります。
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中東経由(ドーハ、ドバイなど):
中東のハブ空港を経由してブラジルへ向かうルートもあります。
- 所要時間: 30時間以上かかるケースも少なくありません。
このように、どのルートを選んでも、日本からブラジルへ移動するには丸一日以上、時には1日半以上を要する大旅行になります。時差も大きく、南米のブラジルと日本では12時間もの時差があるため、到着後の時差ボケ対策も重要になってきますね。
なぜブラジルが「一番遠い国」なの?
地球は球体であり、日本の対蹠点(たいせきてん:地球の中心を通って反対側の地点)が南米大陸に位置しているため、ブラジルが日本から最も遠い国となるのです。
地図上で見ると、日本列島は東アジアの端に位置し、ブラジルは南米大陸の東側に広がる大きな国です。地球儀で見ると、確かに日本とブラジルが真裏に近い関係にあることがよくわかります。
まとめ:地球の裏側は、まさに「遠い国」!
日本から一番遠い国、ブラジルへの道のりは、時間的にも距離的にもまさに「地球の裏側への大冒険」です。直行便がないため乗り継ぎが必須となり、最低でも24時間以上の移動時間がかかります。
しかし、その長い旅の先に待っているのは、情熱的な文化、広大な自然、そして日本では体験できない異文化との出会いです。もしブラジルへの旅を計画する際は、移動時間に余裕を持ち、長時間のフライトに備えて準備をしっかりしてくださいね。